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つなごう!IFIリレーメッセージ
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不動産買います?
マスター・コース2期生
丸善商事(株)取締役 関根吉晃

百貨店バイヤーを辞し、家業である不動産屋の道に入り早3年の月日が流れました。
団塊ジュニアをメイン顧客として想定していた際には、この世代のフォロワ-人口動態のアンバランス加減に驚愕し、10年後の百貨店ヤング・キャリアmktのあり方、適正な売場面積配分等の局所的な心配をしておりました。

しかし今、過日の報道にもあった通り50年も経ったら我が国の人口は8700万人にまで減少してしまう、という大本営発表のような数値を我々は押しつけられました。
(どうせ、この数値さえも水増しで、7000万人位にまでなってしまうのではと、更に悲劇的に考えていますが)

大局的な見地に立ってこの数値を考えると、
庶民的発想の不動産資産形成は太古の遺物ではなかろうかとの考えに立たざるをえません。
男女が結婚などして一人の子供をもうけると、この子は父方、母方の祖父母からチヤホヤされて幸福な幼少期を送るでしょう。
しかし成人し、結婚し、齢50ともなると、最悪の場合には要介護認定をいただいた4名(うち1名くらいは痴呆なり、アルツハイマーなりの悲劇的な状況にあることが十分考えられます)の扶養義務を負わなければなりません。
1家計でこうした4名の面倒をみるのです。もし晩婚化が更に進行していれば、子供は大学入試時期などに相当するでしょうから教育費も最大値を迎えます。加えて35年ローンでマンションでも購入していたら、どうゆうことになるのでしょうか。
人口がコレだけドラスティックに減少していく中で、健保・介保・年金が今のレベル、若しくは、試算通りに推移すると考えられるでしょうか。

必死に介護して遺産をもらったとしても、築40年のボロマンションで、建替え決議も大規模修繕の決議も通らないような代物を受け継がなければならなくなりませんか。(建替え・大規模修繕などは入居者の相当数の賛成が必要であり、当然費用負担も伴うので、穏便にかつスムースに決議されるとは考えにくいです。土地についての共有分があるとは
いっても所詮庶民に手が届くような物件の土地の値段ですし、人口は減少傾向にあるのですから、余程ステータスのある商業地か住宅地でもない限り地価の上昇は考え難いのではないでしょうか。経済学初歩の需要・供給曲線を思い出して下さい)
購買欲の低下した老人と外人の低所得労働者階級がはびこり、駅前のスーパーマーケットまでもが撤退したような郊外住宅地に35坪の土地を残されてもどうしますか。
「ご安心下さい。我が社が買い取ります。先ずは保証金100万円をお振込み下さい。必要手数料等と相殺いたします。」なんていう詐欺事件だって起きるかもしれません。

日頃ファッションに携わり、冷静に「住まうこと」をお考えになる機会が中々無い、と言う方も少なくないかと存じます。また当然こんな事一々つべこべ言うな、承知の上だ、と言う方も当然いらっしゃると思います。
しかしながら不動産屋がこんなことを言うのも何ですが、ご購入の際はよくよくよくよくお考えを。

賃貸で済むならそれでも良いかもしれませんよ。
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