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世界中の若者を魅了するストリートアート
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【知り合いのアートプロデューサーMAKOOさんと。筆者右側】
(株)モード インターナショナル 代表取締役 金田有弘氏

最近、世界中でストリートアートが流行っているという話を聞き、今回はストリートアートとファッションについて考えてみた。

通常ストリートアートというと、ガード下の落書きやグラフィティ等を指すが、ファッションの中にもカルチャーとしてその存在感が目立つようになってきた。上手いストリートアートの“作品”は、決して消されないで残っている。グラフィティでは「マーキング」と言って、作者が誰なのかがわかるような形でロゴや絵が描かれている。ちょうど犬の“縄張り誇示”にも似ている。

ファッションという観点から見ると、あらゆるジャンルのアーチスト達が集まってキャンバスに見立てたTシャツに自由に絵や柄のモチーフを描く。また洋服屋のSHOP店内にもストリートを意識した絵やペインティングが多いことに気が付く。こういった影響力の強い“作品”は、一つのメッセージを持ったコミュニケーションとして『誰かに投げかけ』をしていると言える。そしてファッションや流行に取り入れられて行くのである。
アーチスト達の“言いたいコト”は、絵・言葉・写真・音楽といった色々な表現方法で発信されていく。一人のアーチストが感じたものが他の人へメッセージとして送られる。

影響を与えているのは一部の地域だけのことではない。
国境を越え、アーチストからアーチストへと互いに影響を与え、刺激し合っているのである。
東京、NY、パリ、ベルリン、ロンドン、アムステルダムetc、各都市で活躍するアーチスト達が互いに刺激し合う。業界は違うが、さながらファッションのパリコレクション、ミラノコレクション、東京コレクションのように互いに影響し合って一般にまで広がって行く。
ファッション・デザイナーが洋服の中に今の気持ちを入れ込むように、ストリートアーチストも自分達のメッセージを込めて発信しているのである。
WEBの発達のおかげでアーチスト達は各都市の情報やメッセージも同次元で入手でき互いに影響し合うという点で、ファッションのリズムとクロスオーバーするところが多い。
違った都市で流行っているものが東京に入ってくると影響もされるし、反対に東京が影響を及ぼしているとも言える。

ストリートアートは、“街の断片”であり、今の現象を切り取った部分である。そして世の中を反映するように“心地良さ”や“生きて行く上での気持ち的な部分”も集約された形で表現されていく。人の集まるところにカルチャーは生まれるが、ストリートアートにおいては色んな人種や国籍の人がせめぎあって住んでいる所で顕著となっている。
“自分達の存在の証し”としてアーチスト達も活発にエネルギーを発信している。NY(イーストヴィレッジ、ブルックリン)、パリ(スターリングラード、オーベルカンフ、サンマルタン運河)、ロンドン、ベルリン(旧東ベルリン、トルコ人街)、東京(渋谷~中目黒)etc。アーチストが集まり、触発し合う街。

私も海外在住時代に大勢のアーチスト達と交流を持ってきたが、彼らの活動は知り合いや友達という限定されたムーブメントであったが、情報化社会の中でネットワークという幅広い活動の場として確実に広がりつつある。
日本ではデザイナー集団、ギャラリー、アーチストショップ等を通じてこういった世界に触れることができるが、今後、NYやロンドンのようにアートプロデュース/アーチストマネージメント業の発達にともない、クリエイターのエージェントも増え、ストリートアートは単なる街の落書きから我々のファッションビジネスにも大きな影響を与えるようになるであろう。
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