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感性とロジック
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M&Lインスティチュート 代表 高坂貞夫氏

マネジメント・コースの講座コーディネイターを担当して10年近くなりますが、マンネリどころかますます学ぶことが楽しくなってきました。最近は理解するというより、「感じる」といった方がぴったりきます。毎年講師で来てくださる経営者や企業幹部の方たちは、常に進化していらっしゃるし、言葉の奥にある暗黙知やスピリットに触れるたびにアートか宗教に触れたような感動があります。まさに実学の醍醐味でしょうか。

最近のお客様も「心脳」とでもいうべき、頭脳と感情と魂が階層構造となった欲求水準にまで進化してきたなあと実感しています。われわれファッションビジネスの人間も、感性とロジックが高度に一体化した両義性を持たないと価値創造が難しくなってきました。

私がその変化を感じたのは80年代前半。世の中で報道されていることと、からだで感じることとがフィットしなくなったのです。そこで思い切って新聞をやめることにしました。ビジネスマンとしては怖かったのですが)近代の物質文明はカタチのあるもの、証明できるもの意外はおよそ疎んじてきたせいか、視覚以外の感性はかなり衰えたのではないかと思い、目から入る刺激をセーブすることにしたのです。もう一つは油絵を描きはじめました。油絵は写真と違って仕上げプロセスに入ると対象物はあまり見ません。最初に絵にしたいなあと感じたイメージとかシーンの世界が表現できたときに完成です。おかげでとても感性とロジックがフィットするいいバランスが取り戻せました。私流のヒューマンルネッサンスです。

ファッションビジネスを通じての学び方のコツみたいなものがあるとすれば、1.古典とでもいうか不易流行の不易の部分を学ぶ。戦略論ならポーターやハメル、ブランドならアーカーというように。また時系列でものを見ることによって変わるものと不易が見えてきます。2.次に勝ちパターンをからだで身につける。どんな職場であっても勝つとはどういうものなのかを暗黙知も含めてからだに刻み込むことがプロフェッショナルへの入り口のような気がします。3.次のステップがベストプラクティスのベンチマーキングと身につけた勝ちパターンを応用しての仮説検証のローリング。4.そして変化する現場に身を置いて、五感で何を感じるか。ファッションビジネスの醍醐味は、変化する風を読み、未来から現在価値へ割り戻すビジネス。
21世紀は、「感性とロジック」「アートと哲学」「心と脳」といった極めてホリスティックな人間復興の時代。その先行モデルがファッションビジネスでありたいと願っています。
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